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アロマセラピーについて 精油(エッセンシャルオイル)について
その他 |
アロマセラピーの歴史
芳香植物の芳香物質を利用するという意味でのアロマセラピーの歴史はかなり古いようです。 なぜなら、ネアンデルタール人の埋葬地から何種類かの花粉が見つかっており、これは死者に花を手向けた時のものといわれています。植物の持つ美しさと、芳香物質の防腐作用、殺菌作用などを利用したものだと考えられています。 紀元前3千年頃のエジプトでは、祭事の際など多くの宗教儀式で芳香植物が使われていました。また、ミイラを製作する際には、ミルラ、サンダルウッド、フランキンセンスなどが使われていたようです。 ところで、若返りの水と言われている「ハンガリーウォーター」についてはご存知でしょうか? 逸話の一つはこんな感じです。 14世紀のハンガリーでは、戦いで国王を失って以来20年間、王妃エリザベート1世が国を治めていました。その王妃も70歳を超え、リウマチに悩まされながらさびしい日々を過ごしていました。そんなある日、とある修道士が王妃のため、ローズマリーなどを処方した香水(今でいう化粧水で、”香る水”の意味)を献上しました。王妃がこの香水を使い続けたところ、リウマチがよくなっただけでなく、なんと隣国ポーランドの王子が求婚したのだそうです。 こんな話から、このハンガリーウォーターは若返りの水と言われているのですが、まったく根拠のないお話かというとそうでもなく、ローズマリーには強力な抗酸化作用や、収斂作用、発汗作用、利尿作用、血液の浄化作用などがありますので、そのおかげなのかもしれませんね。 17世紀には、カルペパーやジェラードといった薬草学者の活躍により、ハーブ医学の黄金時代を迎えます。 しかしその後、科学技術や合成技術の発展にともない、コストが高く品質管理の難しいハーブ医学は、植物の中から有効成分のみ取り出し使用するというスタイルの近代医学にとって変わられました。 そして、「悪魔の弾丸」と言われていた医薬品により、世の中から病気が一掃されるのも時間の問題であろうと思われていましたが、実際は新たな病気の出現に悩まされることになります。 確かに、伝染病や感染症などの、病原菌という原因がはっきりわかる病気で命を落とす人は減りましたが、逆に、ストレスや生活習慣の乱れから発症する心身症や生活習慣病といった、目に見えない原因による病気が増えたのです。 そして20世紀に入り、近代のアロマセラピーの父とも言われる、ガットフォセが登場します。 1910年、彼は研究中の爆発事故により、両手に化学薬品を浴び重度のやけどを負い、とっさに側にあったラベンダーオイルに患部を浸しました。すると、やけどの回復が早く、また傷跡が残ることもなくきれいに治ってしまったのです。このことから、彼はこの抽出液に優れた薬効成分があることを実感し、精油の研究に取り組むことになります。 1937年には、「ガットフォセのアロマセラピー」という本を出版し、初めて植物性の芳香物質を用いた療法を紹介しました。また、この著書のタイトルが現在使われているアロマセラピーの語源といわれています。 現在のアロマセラピーが日本で導入されたのは、、1985年にイギリスのアロマセラピー研究家ロバート・ティスランドの「アロマセラピーの理論と実際」が翻訳されてからになります。ですから、日本のアロマセラピーはイギリス系のものになるのでしょうね。 |
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